令和3年度 問題A No.7論点:熱工学重要度 A配点 1点未着手

カルノーサイクル(P-V線図)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示す、熱機関のカルノーサイクルに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

縦軸が圧力P、横軸が体積Vのカルノーサイクルの線図。点1(左上)から点2へ等温膨張、点2から点3(右下)へ断熱膨張、点3から点4へ等温圧縮、点4から点1へ断熱圧縮の順に、矢印で時計回りに一巡する。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 断熱膨張では、気体の温度が上昇し、断熱圧縮では気体の温度が低下する。

解き方

  1. カルノーサイクルの断熱膨張では、気体は外部に仕事をする分だけ内部エネルギーが減り、温度が高温熱源の温度から低温熱源の温度まで低下する。断熱圧縮では逆に温度が上昇する。
  2. 温度の上昇と低下を逆に述べている(4)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。カルノーサイクルは等温膨張→断熱膨張→等温圧縮→断熱圧縮の四つの可逆過程からなる。
  2. (2)適当。理論熱効率は η = 1 − T₂/T₁ で、高温熱源と低温熱源の温度差が大きいほど高い。
  3. (3)適当。等温膨張では高温熱源から熱を受け取り、等温圧縮では低温熱源へ熱を放出する。
  4. (4)適当でない。断熱膨張では温度が低下し、断熱圧縮では温度が上昇する。
引っかけ:断熱変化では熱の出入りがないので、膨張すれば冷え、圧縮すれば熱くなる。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する