排水の水質(BOD・TOC等の指標)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
排水の水質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) BODは、河川等の水質汚濁の指標として用いられ、主に水中に含まれる有機物が酸化剤で化学的に酸化したときに消費する酸素量をいう。
解き方
- BOD(生物化学的酸素要求量)は、水中の有機物が微生物(好気性微生物)によって分解されるときに消費される酸素量である。
- 有機物を酸化剤(過マンガン酸カリウムなど)で化学的に酸化したときに消費される酸素量はCOD(化学的酸素要求量)である。よって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ヒ素、六価クロム化合物、カドミウム、鉛などは水質汚濁防止法の有害物質であり、排水基準が定められている。
- (2)適当でない。記述はCODの説明である。BODは微生物が有機物を分解するときに消費する酸素量である。
- (3)適当。ノルマルヘキサン抽出物質含有量は、ヘキサンで抽出される油分等の量で、油脂類による汚濁の指標である。
- (4)適当。TOC(全有機炭素)は、水中の有機物に含まれる炭素の量で、汚染度の指標である。
引っかけ:BODは「生物」、CODは「化学(酸化剤)」。頭文字のB(Biochemical)とC(Chemical)で区別する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する