外壁の表面結露と内部結露(冬期暖房時)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.2の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
冬期暖房時における外壁の室内側表面結露及び内部結露に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 窓ガラス表面の結露対策として、カーテンを掛け、窓ガラスを露出させないことが有効である。
解き方
- カーテンを掛けると、室内の暖かい空気が窓ガラス表面に届きにくくなり、ガラスの室内側表面温度がさらに下がる。
- 一方で室内の水蒸気はカーテンを通り抜けてガラスとの間に入るため、窓ガラス表面の結露はかえって生じやすくなる。よって(2)が適当でない。
- 内部結露の防止には、断熱材の室内側(高温側)に防湿層を設け、壁体内の水蒸気分圧を飽和水蒸気圧より低く保つ。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。出隅部は外気に接する面積が室内側より大きく熱が逃げやすいため、室内側表面温度が下がり表面結露を生じやすい。
- (2)適当でない。カーテンで窓ガラスを覆うとガラス表面温度が下がり、水蒸気は入り込むので、結露はかえって生じやすくなる。
- (3)適当。繊維系断熱材は透湿しやすいので、室内側に防湿層を設けて水蒸気の侵入を防ぐ。
- (4)適当。各点の水蒸気分圧が飽和水蒸気圧より低ければ結露は生じない。
引っかけ:防湿層は「室内側(高温側)」。カーテンや家具で外壁面を覆うと結露しやすくなる。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する