流体の性質(キャビテーション・動粘性係数)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 粘性流体の運動に影響を及ぼす動粘性係数は、粘性係数を流体の速度で除した値である。
解き方
- 動粘性係数(動粘度)νは、粘性係数μを流体の密度ρで除した値(ν = μ/ρ)であり、単位はm²/sである。
- 流体の速度で除した値ではないので、(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。静圧が局部的に飽和蒸気圧より下がると液体が気化して気泡が生じる。これがキャビテーションである。
- (2)適当。一様な流れの中の円柱などの下流側には、左右交互に渦が発生する。これをカルマン渦という。
- (3)適当。粘性による摩擦応力は、速度勾配の大きい物体表面近く(境界層)で顕著に現れる。
- (4)適当でない。動粘性係数は、粘性係数を流体の密度で除した値である。
引っかけ:ν = μ/ρ。レイノルズ数 Re = vd/ν にも使われる。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する