令和2年度 問題A No.1論点:環境工学重要度 A配点 1点未着手

環境に配慮した建築計画と地球環境

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

環境に配慮した建築計画及び地球環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 事務所用途の建築物の二酸化炭素排出量をライフサイクルでみると、一般的に、設計・建設段階、運用段階、改修段階、廃棄段階のうち、設計・建設段階が全体の過半を占めている。

解き方

  1. 事務所ビルのライフサイクルCO₂は、空調・照明・給湯などのエネルギー消費による運用段階の排出が最も大きく、一般に全体の過半を占める。
  2. 設計・建設段階の排出は資材の製造・輸送・施工によるもので、運用段階に比べて小さい。よって(1)が適当でない。
  3. HFCはオゾン層破壊係数が0だが、地球温暖化係数(GWP)は二酸化炭素の数百〜1万倍程度と大きい。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。事務所ビルのライフサイクルCO₂は運用段階が過半を占め、設計・建設段階ではない。
  2. (2)適当。HFCは塩素を含まずオゾン層を破壊しないが、GWPは二酸化炭素より大きく、温室効果ガスとして排出抑制の対象である。
  3. (3)適当。硫黄酸化物や窒素酸化物が溶け込んだ酸性雨は、湖沼や森林の生態系に悪影響を与え、コンクリートや金属などの建築構造物も劣化させる。
  4. (4)適当。ZEBは、省エネルギーと再生可能エネルギーの導入により、室内環境の質を維持しつつ年間一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物である。
引っかけ:建物の生涯CO₂は「運用段階が最大」。建設段階が過半とする記述は誤りである。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する