空調熱源(吸収冷凍機・ヒートポンプ)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「空気調和の計画・方式」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
空調熱源に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 同じ冷凍能力の吸収冷凍機と圧縮冷凍機では、必要となる冷却塔の冷却能力は同じである。
解き方
- 冷却塔は、冷凍機が冷水から奪った熱と、冷凍機の駆動に加えたエネルギーを合わせた熱を放出する。
- 吸収冷凍機は加熱量が大きく成績係数が低いため、同じ冷凍能力の圧縮冷凍機に比べて冷却塔の冷却能力が大きくなる(一般に1.5倍程度以上)。同じとした(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。二重効用吸収冷凍機は、高温再生器で発生した冷媒蒸気の熱を低温再生器で再利用するため、加熱量が少なく単効用より成績係数が高い。
- (2)適当。ロータリー圧縮機は構造が簡単で回転運動により圧縮するため、往復動に比べて振動が小さい。
- (3)適当。水熱源は空気熱源より熱源の温度が安定し熱交換の効率が良いため、成績係数が高い。
- (4)適当でない。吸収冷凍機は放熱量が大きいため、圧縮冷凍機より冷却塔の冷却能力を大きくする必要がある。
引っかけ:冷却塔の能力=冷凍能力+駆動入熱。成績係数の低い吸収冷凍機ほど冷却塔が大きくなる。
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論点ページ:空気調和の計画・方式の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する