水平管路のB点の流速の計算(全圧・静圧)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す水平な管路内を空気が流れる場合、B点の流速として適当なものはどれか。
ただし、A点における全圧は40Pa、B点の静圧は20Pa、A点とB点の間の圧力損失は5Pa、空気の密度は1.2kg/m³とする。

解答欄
正解
正解:(2) 5m/s
解き方
- 管路は水平なので位置の差はなく、A点の全圧からA〜B間の圧力損失を引いたものがB点の全圧になる。B点の全圧 = 40 − 5 = 35Paである。
- B点の動圧 = 全圧 − 静圧 = 35 − 20 = 15Paである。
- 動圧 = ρv²/2 より、v = √(2 × 15 / 1.2) = √25 = 5m/sとなる。したがって(2)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。3m/sのときの動圧は1.2 × 3²/2 = 5.4Paであり、15Paに合わない。
- (2)適当。B点の動圧15Paから、v = √(2 × 15 / 1.2) = 5m/sとなる。
- (3)適当でない。10m/sのときの動圧は1.2 × 10²/2 = 60Paであり、15Paに合わない。
- (4)適当でない。15m/sのときの動圧は1.2 × 15²/2 = 135Paであり、15Paに合わない。
引っかけ:全圧 = 静圧 + 動圧。圧力損失は全圧から差し引く。動圧は ρv²/2 で、密度1.2kg/m³なら0.6v²となる。
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論点ページ:流体工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する