排水の水質(BOD・TOC・SS・n-ヘキサン)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
排水の水質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) BODは、河川等の水質汚濁の指標として用いられ、主に水中に含まれる有機物が酸化剤で化学的に酸化したときに消費する酸素量をいう。
解き方
- BOD(生物化学的酸素要求量)は、水中の有機物が好気性微生物によって分解されるときに消費される酸素量である。
- 有機物を酸化剤(過マンガン酸カリウム等)で化学的に酸化したときに消費する酸素量はCOD(化学的酸素要求量)である。
- (1)はCODの説明であり、適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。酸化剤で化学的に酸化したときの酸素消費量はCODであり、BODは微生物による分解で消費される酸素量である。
- (2)適当。TOC(全有機炭素)は、水中の有機物に含まれる炭素の量で、汚染度の指標として用いられる。
- (3)適当。SS(浮遊物質)は水に溶けない懸濁物質の量で、全蒸発残留物から溶解性蒸発残留物を除いたものに相当する。
- (4)適当。ノルマルヘキサン抽出物質は、ノルマルヘキサンで抽出される油分等の量で、油脂類による汚濁の指標である。
引っかけ:BODは「生物」、CODは「化学(酸化剤)」。名称の頭文字で区別する。
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→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する