温熱環境(met・作用温度・ET*・PMV)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.2の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
温熱環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 人体の代謝量はメット(met)で表され、1metは椅座安静状態の代謝量で単位体表面積(m²)当たり概ね100Wである。
解き方
- met(メット)は代謝量の単位で、椅座安静状態の代謝量を1metとする。
- 1metは単位体表面積当たり58.2W/m²であり、概ね100Wではない。成人の体表面積を約1.7m²とすると1人当たり約100Wとなるが、これは体表面積当たりの値ではない。
- したがって(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。1metは58.2W/m²(約58W/m²)である。
- (2)適当。作用温度(OT)は、対流と放射による熱交換量が実際の環境と等しくなる均一温度の閉鎖空間の温度で、気温と平均放射温度の重み付き平均で表される。
- (3)適当。新有効温度(ET*)は、相対湿度50%を基準とし、気温・湿度・気流・放射温度・代謝量・着衣量の6要素を総合して評価する指標である。
- (4)適当。PMVは、+3(暑い)から−3(寒い)までの7段階の温冷感尺度で、大多数の人が感じる温冷感の平均値を予測する指標である。
引っかけ:1met = 58.2W/m²、1clo = 0.155m²・K/W。1人当たりの約100Wと混同させる引っかけである。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する