コンクリートの調合・試験(スランプ・単位水量)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.14の問題です。論点は「建築学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの調合、試験に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) スランプが大きいと、コンクリートの打設効率が低下し、充填不足を生じることがある。
解き方
- スランプが大きいコンクリートは軟らかく流動性が高いので、打込みや締固めが容易になり、打設効率は上がる。
- 打設効率が低下し充填不足を生じやすいのは、スランプが小さい(硬練りの)コンクリートである。したがって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。スランプ試験は、フレッシュコンクリートの流動性(コンシステンシー)と材料分離に対する抵抗性の程度を調べる試験である。
- (2)適当でない。スランプが大きいと打設効率は上がる。打設効率が下がり充填不足を生じやすいのはスランプが小さい場合である。
- (3)適当。単位セメント量を少なくすると、水和熱による温度ひび割れや乾燥収縮によるひび割れを抑えることができる。
- (4)適当。単位水量が多いと水セメント比が大きくなりやすく、コンクリート強度は低下する。
引っかけ:スランプが大きいと施工しやすいが、材料分離やブリーディングが起きやすく強度・耐久性に不利になる。
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→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する