危険防止(手すりの高さ・酸素濃度・安全帯)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.8の問題です。論点は「安全管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
建設工事現場における危険防止に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 枠組足場以外の高さ2mの作業床には、墜落のおそれがある箇所に、高さ65cmの手すりと中さんを取り付ける。
解き方
- 枠組足場以外の足場の作業床で墜落の危険がある箇所には、高さ85cm以上の手すり等と、高さ35cm以上50cm以下の中さん等を設ける(労働安全衛生規則第563条第1項第3号)。高さ65cmの手すりでは不足する。よって(2)が適当でない。
- 屋外でアーク溶接を行う作業には有効な呼吸用保護具を使用させる(粉じん障害防止規則第27条)。酸素欠乏症のおそれがある場所では空気中の酸素濃度を18%以上に保つよう換気する(酸素欠乏症等防止規則第5条)。安全帯(墜落制止用器具)を使用させるときは、その器具と取付け設備等の異常の有無を随時点検する(労働安全衛生規則第521条第2項)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。屋外のアーク溶接作業にも呼吸用保護具を使用させる。
- (2)適当でない。手すりの高さは85cm以上とし、中さんは35cm以上50cm以下に設ける。
- (3)適当。酸素濃度18%以上を保つように換気する。
- (4)適当。安全帯とその取付け設備等の異常の有無を随時点検する。
引っかけ:手すり85cm以上、中さん35〜50cm、幅木10cm以上(物の落下防止)をまとめて覚える。
現行法令との関係:「安全帯」は、2019年2月施行の労働安全衛生法施行令・労働安全衛生規則の改正で「墜落制止用器具」に改められ、労働安全衛生規則第521条は「要求性能墜落制止用器具等」の随時点検を定めている。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する