建築設備(非常用EV・自然換気・排水槽・給水タンク)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.22の問題です。論点は「建築基準法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 階数が2で、かつ、延べ面積が500m²の事務所に排水槽を設ける場合、排水槽の底の勾配は吸い込みピットに向かって10分の1以上5分の1以下としなければならない。
解き方
- 排水槽の底には吸い込みピットを設け、底の勾配は吸い込みピットに向かって1/15以上1/10以下とする(昭和50年建設省告示第1597号)。1/10以上1/5以下ではない。よって(3)が誤りである。
- 非常用エレベーターの乗降ロビーには屋内消火栓・連結送水管の放水口・非常コンセント設備等の消火設備を設置できるものとする(建築基準法施行令第129条の13の3第3項第8号)。自然換気設備の排気口は給気口より高い位置に設け、常時開放された構造とし、排気筒の立上り部分に直結する(同施行令第129条の2の5第1項)。給水タンク等の上にポンプ・ボイラー・空気調和機等の機器を設ける場合は、飲料水を汚染しないよう衛生上必要な措置を講じる(告示第1597号。有効容量2m³以上のものが対象なので、5m³を超えるものも当然含まれる)。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。乗降ロビーは屋内消火栓・放水口・非常コンセント等を設置できる構造とする。
- (2)正しい。自然換気設備の排気口は給気口より高い位置で常時開放とし、排気筒の立上り部分に直結する。
- (3)誤り。排水槽の底の勾配は吸い込みピットに向かって1/15以上1/10以下である。
- (4)正しい。給水タンク等の上に機器を設ける場合は飲料水を汚染しない措置を講じる。
引っかけ:排水槽の底の勾配は「1/15以上1/10以下」。
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論点ページ:建築基準法の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する