氷蓄熱(COP・蓄熱槽容量・ダイナミック方式)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「空気調和の計画・方式」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
氷蓄熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) ダイナミック方式は、スタティック方式に比べて冷凍機成績係数(COP)が低くなる。
解き方
- スタティック方式(管外着氷方式など)は、製氷が進むとコイル表面の氷が厚くなり、冷媒蒸発温度が下がってCOPが低下する。
- ダイナミック方式(氷を剥離・搬送する方式、氷スラリーなど)は氷層が厚くならないので蒸発温度を高く保て、スタティック方式よりCOPが高くなる。
- ダイナミック方式の方がCOPが低いとした(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。製氷のため冷媒蒸発温度が低く、水蓄熱用の冷凍機に比べてCOPは低くなる。
- (2)適当。氷の融解潜熱(約334kJ/kg)を利用するので、顕熱だけの水蓄熱に比べて蓄熱槽容量を小さくできる。
- (3)適当。低温の冷水で大きな温度差がとれるので、送水量が減り搬送動力を小さくできる。
- (4)適当でない。ダイナミック方式は氷層の熱抵抗が増えないので、スタティック方式よりCOPが高い。
引っかけ:スタティックは氷が厚くなるほど効率低下、ダイナミックは剥離するので効率が保てる。
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論点ページ:空気調和の計画・方式の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する