令和7年度 問4論点:アスファルト舗装の施工重要度 B未着手

舗装の施工(シックリフト・交通開放温度・タックコート・養生期間)

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問4の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

舗装の施工に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句や数値を、下記の[語句または数値]から選び、解答欄に記入しなさい。

[語句または数値] ① シックリフト フルデプス コンポジット

② 30 50 80

③ ゴム入りアスファルト乳剤 ポリマー改質アスファルトH型 高浸透性アスファルト乳剤

④ ヘアクラック ブリスタリング 初期わだち

⑤ 50 70 90

(1) 上層路盤の加熱アスファルト安定処理には、一層の仕上がり厚を10cm以下で行う工法と、それを超えた厚さで行う[①]工法がある。

(2) 表層の加熱アスファルト混合物層の転圧終了後における交通開放は、舗装表面の温度がおおむね[②]℃以下となってから行う。

(3) ポーラスアスファルト舗装のタックコートには原則として[③]を用いる。

(4) 加熱アスファルト混合物の転圧において、ローラの線圧過大、転圧温度の高すぎ、過転圧などの場合、[④]が多くみられる。

(5) コンクリート版の施工における養生期間を試験によって定める場合、その期間は、現場養生を行った供試体の曲げ強度が配合強度の[⑤]%以上となるまでとする。

解答欄

それぞれの空欄に当てはまるものを選んで「採点する」を押してください。

正解

①シックリフト
②50(50℃ も正解)
③ゴム入りアスファルト乳剤(ゴム入りアスファルト乳剤(PKR-T) も正解)
④ヘアクラック
⑤70(70% も正解)

解き方

  1. (1) 加熱アスファルト安定処理路盤は、一層の仕上がり厚10cm以下で行う工法と、それを超える厚さで一度に仕上げるシックリフト工法がある。フルデプスアスファルト舗装は路床上に直接アスファルト混合物層を置く構造、コンポジット舗装は表層・基層の下にコンクリート版などを用いる構造である。
  2. (2) 舗装施工便覧では、転圧終了後の交通開放は舗装表面温度がおおむね50℃以下になってから行う。これより高いと初期のわだち掘れや変形が生じやすい。
  3. (3) ポーラスアスファルト舗装のタックコートには、原則としてゴム入りアスファルト乳剤(PKR-T)を用いる。高浸透性アスファルト乳剤はプライムコート用、ポリマー改質アスファルトH型はポーラスアスファルト混合物のバインダである。
  4. (4) ローラの線圧過大、転圧温度が高すぎる、過転圧などの場合は、表面に細い不規則なヘアクラックが多く発生する。ブリスタリングは舗装内部の水分・油分の気化による膨れ、初期わだちは交通開放時の温度が高いことなどが原因である。
  5. (5) コンクリート版の養生期間を試験で定める場合は、現場養生を行った供試体の曲げ強度が配合強度の70%以上となるまでとする。試験によらない場合の目安は、普通ポルトランドセメントで2週間である。
引っかけ:③は「ポーラス舗装のバインダ」(ポリマー改質H型)と「タックコート」を取り違えやすい。⑤の70%は曲げ強度(圧縮強度ではない)。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する