舗装の施工(路床・下層路盤・ポーラス・交通開放)
これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問4の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
舗装の施工に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な数値や語句を、下記の〔数値〕または〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。
〔数値〕 ① 20 25 30
② 40 50 60
③ 80 100 150
〔語句〕 ④ ダレ 分解 軟化
⑤ わだち掘れ すべり抵抗性 ヘアクラックの発生
(1) 盛土路床の一層の敷きならし厚さは、仕上がり厚さで[①]cm以下を目安とする。
(2) 粒径の大きな下層路盤材料は、施工管理が難しいので、最大粒径は[②]mm以下とするが、やむを得ないときは一層の仕上がり厚さの1/2以下で[③]mmまで許容してよい。
(3) ポーラスアスファルト混合物は、他の加熱アスファルト混合物に比べ粒度が粗く空隙率が大きいため、施工時にアスファルトの[④]や温度低下が生じやすい。
(4) 加熱アスファルト混合物の転圧終了後における交通開放時の舗装温度は、初期の[⑤]に大きく影響する。
解答欄
正解
| ① | 20(20cm も正解) |
|---|---|
| ② | 50(50mm も正解) |
| ③ | 100(100mm も正解) |
| ④ | ダレ |
| ⑤ | わだち掘れ |
解き方
- ①:舗装施工便覧の路床の施工で、盛土路床の一層の敷均し厚さは仕上がり厚さで 20cm 以下を目安とする。
- ②③:下層路盤材料の最大粒径は 50mm 以下とするが、やむを得ないときは一層の仕上がり厚さの 1/2 以下で 100mm まで許容してよい(舗装施工便覧・舗装設計施工指針)。粒径が大きいと材料が分離しやすく、仕上げ面の管理が難しくなるためである。
- ④:ポーラスアスファルト混合物は粒度が粗く空隙率が大きいので、運搬・舗設時にアスファルトのダレ(バインダの流下)や温度低下が起こりやすい。ダレを防ぐため高粘度改質アスファルトや繊維質補強材を使い、混合温度の上げすぎに注意する。
- ⑤:交通開放時の舗装温度は初期のわだち掘れに大きく影響するので、舗装表面温度がおおむね 50℃以下になってから交通開放する(舗装施工便覧)。
引っかけ:②の最大粒径 50mm は下層路盤。上層路盤(粒度調整砕石)は最大粒径 40mm 以下で、混同しやすい。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する