舗装の施工(路盤・安定処理・グース・プライムコート)
これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問4の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。
舗装の施工に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な数値や語句を、下記の〔数値〕または〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。
〔数値〕 ① 5 10 15
〔語句〕 ② 乳化 軟化 劣化
③ 中央混合方式 噴射撹拌方式 加熱混合方式
④ ブリージング ブリスタリング ポリッシング
⑤ タックコート プライムコート 被膜養生剤
(1) 粒度調整路盤の一層の仕上がり厚は[①]cm以下を標準とするが、振動ローラを用いる場合は上限を20cmとしてよい。
(2) 加熱アスファルト安定処理路盤材料は、基層および表層用混合物に比較するとアスファルト量が少ないため、あまり混合時間を長くするとアスファルトの[②]が進むので注意しなければならない。
(3) セメント安定処理および石灰安定処理工法は、安定処理路盤材料を[③]または路上混合方式により製造し、均一に敷きならした後、締め固めて仕上げる。
(4) 鋼床版上に直接グースアスファルト混合物を舗設する場合、床版面の乾燥が不十分な場合には[④]が発生することがある。
(5) 上層路盤(瀝青安定処理を除く)を仕上げた後、すみやかに[⑤]を所定量均一に散布して養生する。
解答欄
正解
| ① | 15(15cm も正解) |
|---|---|
| ② | 劣化 |
| ③ | 中央混合方式 |
| ④ | ブリスタリング |
| ⑤ | プライムコート |
解き方
- ① 舗装施工便覧の粒度調整路盤。一層の仕上がり厚は15cm以下を標準とするが、振動ローラを用いる場合は上限を20cmとしてよい。
- ② 加熱アスファルト安定処理路盤材料は表層・基層用混合物よりアスファルト量が少なく、骨材を被覆するアスファルト膜が薄いので、混合時間を長くしすぎると加熱・酸化によるアスファルトの劣化が進む。
- ③ セメント安定処理・石灰安定処理の路盤は、材料をプラントで混合する中央混合方式、または路上で安定材を散布してスタビライザで混合する路上混合方式で製造し、均一に敷き均して締め固める。
- ④ 鋼床版上に直接グースアスファルト混合物を舗設するとき、床版面の乾燥が不十分だと、残った水分が高温の混合物で気化・膨張して舗装を押し上げるブリスタリング(ふくれ)が生じることがある。このため床版面を十分に乾燥させ、接着層を施工する。
- ⑤ 上層路盤(瀝青安定処理を除く)を仕上げた後は、すみやかにプライムコート(アスファルト乳剤PK-3を1~2L/m²程度)を均一に散布して養生する。路盤表面の保護・防水と、上に施工するアスファルト混合物とのなじみをよくするためである。
引っかけ:⑤のタックコートは基層と表層のようにアスファルト混合物どうしの付着を目的とするもので、路盤の養生はプライムコート。④のブリージングはコンクリートの水の浮上、ポリッシングは骨材のすり磨きで、グースアスファルトのふくれとは違う。①の20cmは振動ローラを使う場合の上限。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する