令和4年度 問5論点:維持修繕重要度 B未着手

既設舗装の維持修繕(点検要領・打換え・リフレクションクラックほか)

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問5の問題です。論点は「維持修繕」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

既設舗装の維持修繕に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句を、下記の〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。

〔語句〕 ① 基層 路盤 路床

② 耐流動性 疲労抵抗性 耐摩耗性

③ ヘアクラック リフレクションクラック 亀甲状ひび割れ

④ スタビライザ 路面切削機械 モーターグレーダ

⑤ タックコート プライムコート カーペットコート

(1) 舗装点検要領(平成28年10月 国土交通省道路局)は、表層や基層の適時修繕による[①]以下の層の保護などを通じ長寿命化に向けた舗装の効率的な修繕の実施を目的とした舗装の点検に関して定めたものである。

(2) 流動によるわだち掘れが著しい箇所はその影響範囲を調査し、除去する層を決定し表層・基層打換え工法等を用いる。この場合、補修には、[②]を改善した混合物を用いるとよい。

(3) コンクリート版の上にアスファルト混合物を施工したときに、下層の目地が原因で上層部分に発生するひび割れを[③]という。

(4) 打換え工法において、ある程度大きな規模で既設表層、基層または瀝青安定処理を撤去する場合には、[④]を用いるとよい。

(5) 薄層オーバーレイ等の縁端部は、一般にすり付け処理とするが、供用後の剥脱を防止するため、[⑤]を施すことが望ましい。

解答欄

それぞれの空欄に当てはまるものを選んで「採点する」を押してください。

正解

①路盤
②耐流動性
③リフレクションクラック(リフレクションクラック(反射ひび割れ) も正解)
④路面切削機械(路面切削機 も正解)
⑤タックコート

解き方

  1. ① 舗装点検要領(平成28年10月、国土交通省道路局)は、表層・基層の適時修繕による路盤以下の層の保護などを通じて、長寿命化とライフサイクルコストの縮減に向けた効率的な修繕を行うための点検を定めたものである。
  2. ② 流動によるわだち掘れが著しい箇所は、流動が生じている層までを調べて除去する層を決め、表層・基層打換え工法などで補修する。補修には改質アスファルトの使用や粒度・アスファルト量の調整で耐流動性を改善した混合物を用いる。
  3. ③ コンクリート版(またはひび割れのある既設舗装)の上にアスファルト混合物を施工したとき、下層の目地やひび割れが原因で上層に生じるひび割れをリフレクションクラック(反射ひび割れ)という。
  4. ④ 打換え工法で既設の表層・基層・瀝青安定処理層をある程度大きな規模で撤去する場合は、路面切削機械を用いると効率よく平らに撤去でき、発生材も再生骨材として扱いやすい。小規模の場合はカッタで切断してバックホウなどで取り壊す。
  5. ⑤ 薄層オーバーレイの縁端部は一般にすり付け処理とするが、すり付け部は層が薄く剥がれやすいので、供用後の剥脱を防ぐため、既設路面にタックコートを十分に施して付着を確保することが望ましい。
引っかけ:①は「基層」ではなく、表層・基層を修繕して守る「路盤以下の層」。⑤のプライムコートは路盤の上に散布するもので、既設アスファルト舗装とオーバーレイ層の付着にはタックコートを使う。カーペットコートは薄い表面処理そのものの名称。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する