寒冷期の舗設
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問15の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物の寒冷期における施工に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 初転圧時のヘアクラックを少なくするために、線圧の大きいローラを用いるとよい。
解き方
- 舗装施工便覧の寒冷期の舗設では、敷きならしが転圧作業のできる最小範囲まで進んだら直ちに締固めを始め、初転圧時のヘアクラックを少なくするには線圧の小さいローラを用いるとよい、としている(農林水産省 土地改良事業計画設計基準 設計「農道」技術書も同じ)。
- ローラの線圧が過大だとヘアクラックが多くなるので、線圧の大きいローラとする (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。寒冷期は乳剤の分解が遅いので、散布量を 2 回に分けるなどして養生時間を短くすることがある。
- (2)不適当。正しくは、ヘアクラックを少なくするには線圧の小さいローラを用いる。
- (3)適当。中温化技術を用いると、混合物温度が下がっても締固めやすさを保てる。
- (4)適当。寒冷期は温度低下が早いので、転圧できる最小範囲まで敷きならしたら直ちに締め固める。
引っかけ:「締固め不足を防ぐには重いローラ」という発想を誘う。ヘアクラックの原因は線圧過大・転圧温度の高すぎ・過転圧である。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する