加熱アスファルト混合物の製造・運搬
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問16の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物の製造・運搬に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 製造時の混合時間を長くした方が、アスファルトの劣化を防ぐことができる。
解き方
- 舗装施工便覧では、加熱アスファルト混合物の混合時間は、骨材にアスファルトが均等に被覆される範囲で、できるだけ短くするとしている。必要以上に長く混合すると、高温の空気に触れる時間が長くなり、アスファルトの酸化劣化が進む。
- よって「混合時間を長くした方が劣化を防げる」とした (1) が不適当である。
- (2) 寒冷期の混合温度の割増し、(3) 積込み時の落差による材料分離、(4) 付着防止剤は必要最小限に塗布すること、はいずれも便覧の記述どおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。混合時間が長いほどアスファルトの劣化は進む。均一に混合できる最小限の時間とする。
- (2)適当。寒冷期には、運搬・敷均し中の温度低下を見込んで、混合温度を通常より若干高めに設定することがある。
- (3)適当。ミキサーゲートから荷台までの落差が大きいと、粗骨材が転がって材料分離が生じやすい。
- (4)適当。付着防止剤(油や石けん水など)は、混合物の品質に影響しないよう必要最低限の量を塗布する。
引っかけ:「長くすれば良い」は誤りである。混合の目的は均一な被覆であり、過剰な混合は劣化を招く。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する