舗装計画交通量と疲労破壊輪数の定義
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問2 (1)の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の文章の①〜④に当てはまる適当な数値や語句を解答欄に記入しなさい。
1) 普通道路における舗装計画交通量とは、舗装の設計期間内の[①]自動車の平均的な交通量のことである。この舗装計画交通量は、一方向2車線以下の道路においては、[①]自動車の一方向あたりの日交通量の[②]が1車線を通過するものとして算定する。
2) “舗装の構造に関する技術基準(平成13年6月)”では、疲労破壊輪数を「舗装路面に[③]kNの輪荷重を繰り返し加えた場合に、舗装にひび割れが生じるまでに要する回数」と定義している。
3) 実測された輪荷重から[③]kN換算輪数を算出するには[④]則を用いる。[④]則とは、「交通荷重が舗装に与えるダメージは輪荷重の[④]に比例して指数関数的に増加する」というものである。
解答欄
正解
| ① | 大型(大型自動車 も正解) |
|---|---|
| ② | すべて(全て・全部・100% も正解) |
| ③ | 49 kN(49kN も正解) |
| ④ | 4乗(四乗・4乗則 も正解) |
解き方
- 舗装の構造に関する技術基準(平成13年6月)・舗装設計施工指針:普通道路の舗装計画交通量は、舗装の設計期間内の大型自動車の平均的な交通量(台/日・方向)である。一方向2車線以下の道路では大型自動車の一方向当たりの日交通量のすべてが1車線を通過するものとし、一方向3車線以上では大型自動車の方向別日交通量の70%以上が1車線を通過するものとして各車線の分布を勘案して算定する。
- 疲労破壊輪数は「舗装路面に49kNの輪荷重を繰り返し加えた場合に、舗装にひび割れが生じるまでに要する回数」(同基準)。
- 実測の輪荷重Pを49kN換算輪数にするには4乗則を用いる:換算輪数=Σ(Pi/49)^4 × 通過数。輪荷重が2倍になれば舗装へのダメージは2^4=16倍になる。
引っかけ:②は3車線以上の「70%以上」と混同しやすい。一方向2車線以下は「すべて(100%)」。③は輪荷重49kN(軸重では98kN)。
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問2 (1)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する