コンクリート舗装の路盤厚の設計
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問2 (3)の問題です。論点は「コンクリート舗装」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の文章の①〜③に当てはまる適当な数値を解答欄に記入しなさい。
コンクリート舗装の路盤厚の設計を行うことになった。路床の支持力係数を5箇所で測ったところ、95、90、106、88、76 MPa/mであった。これらの標準偏差が11のとき、設計支持力係数は[①]MPa/mとなる。このとき、路盤構成を1層とし、路盤の支持力係数を200 MPa/mとするためには、クラッシャランを使用する場合は路盤厚[②]cm必要となり、粒度調整砕石を使用する場合は路盤厚[③]cm必要となる。なお、路盤厚を求めるにあたっては、図2-1を利用することとする。

解答欄
正解
| ① | 80 MPa/m |
|---|---|
| ② | 47 cm(46・48 も正解) |
| ③ | 27 cm(26・28 も正解) |
解き方
- 舗装設計便覧(平成18年版)のコンクリート舗装の路盤の設計:路床の設計支持力係数は、各地点の支持力係数(K30)の平均値から標準偏差を差し引いた値とする。
- 平均値=(95+90+106+88+76)/5=455/5=91 MPa/m。設計支持力係数=91 − 11=80 MPa/m(①)。
- 図2−1の横軸=路盤の支持力係数/路床の設計支持力係数=200/80=2.5。
- 横軸2.5で「クラッシャラン等」の実線を読むと路盤厚は約47cm(図の直線は横軸約1.25で15cm、横軸3.0で60cmを通り、1あたり約26cm増える:15+(2.5−1.25)×約26≒47)(②)。
- 同じく「粒度調整砕石」の破線は横軸約1.7で15cm、約3.4で40cmを通り、1あたり約15cm増える:15+(2.5−1.7)×約15≒27cm(③)。図の読み取りなので±1cm程度の差は許容される。
引っかけ:設計支持力係数は平均値そのもの(91)ではなく、平均値 − 標準偏差(80)。横軸は比(200/80=2.5)で、差ではない。
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問2 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する