疲労ひび割れ・ポットホールの形態と原因
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問5 (2)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装に発生する、①疲労ひび割れ、②ポットホールについて、その破損形態および発生原因を、解答用紙に示された解答例を参考に解答例と異なるものを、それぞれ解答欄へ簡潔に記述しなさい。
[解答用紙に示された解答例]
破損の種類:施工継目ひび割れ 破損形態:縦方向や横方向の施工ジョイント部に発生する線状ひび割れ 発生原因:ジョイント部の接着不良や転圧不足により発生する
解答欄
正解
車輪通過位置に生じる亀甲状のひび割れ
18 字わだち部の縦ひび割れが進行して亀甲状に広がったひび割れ
車輪走行部に面状に広がる亀甲状(網目状)のひび割れ
大型車の繰返し荷重による疲労で発生する。舗装厚の不足や路床・路盤の支持力不足が影響する。
44 字交通荷重の繰返しによりアスファルト混合物層の下面に引張ひずみが繰り返し生じて発生する。
設計を超える大型車交通や、路盤・路床の支持力低下により発生する。
表層の混合物が局部的に欠損した小穴
17 字路面に生じる直径数cm〜数十cmの鍋状の穴
混合物がはがれて飛散し、局部的にできた穴
混合物の締固め不足や、ひび割れから浸入した水による骨材のはく離で発生する。
37 字アスファルト量の不足や混合物の劣化により、骨材の付着力が低下して発生する。
混合時の温度管理不良や転圧不足による局部的な密度不足から発生する。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧・舗装調査・試験法便覧の破損の分類による。疲労ひび割れは、交通荷重の繰返しによりアスファルト混合物層の下面に引張ひずみが生じ、下面から発生したひび割れが表面に達したもので、車輪通過位置に縦方向から始まり亀甲状に広がる。原因は交通荷重の繰返し、舗装厚の不足、路床・路盤の支持力の不足。
- ポットホールは、表層の一部が局部的に欠損して生じる小穴で、混合物の締固め不足、アスファルト量の不足や劣化、ひび割れから浸入した水によるはく離などが原因。
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令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問5 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する