暑中のコンクリート舗装の対策
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問4 (4)の問題です。論点は「コンクリート舗装」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート舗装の舗設時に日平均気温が25℃以上になることが予想される場合、所要の出来形と品質や性能を得るために講じる対策を3つ挙げ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
講じる対策 ① 模範解答
遅延形のAE減水剤を用いて、コンクリートの凝結を遅らせる。
29 字別解
骨材や水を冷やし、コンクリートの温度をできるだけ低くする。
路盤に散水して湿潤にし、コンクリートの水分の吸収を防ぐ。
講じる対策 ② 模範解答
練混ぜから舗設までの時間を短くし、運搬中は荷台を覆う。
27 字別解
施工機械・人員を増やし、敷きならしから仕上げまでを短時間で行う。
日よけ・風よけを設け、直射日光と風による乾燥を防ぐ。
講じる対策 ③ 模範解答
仕上げ後は速やかに被膜養生剤を散布し、表面の急な乾燥を防ぐ。
30 字別解
初期養生の後は散水やマットで湿潤養生を十分に行う。
舗設を気温の低い夜間や早朝に行い、コンクリート温度の上昇を抑える。
要点(書けていたものにチェック)講じる対策 ①講じる対策 ②講じる対策 ③
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧のコンクリート舗装の暑中における施工:日平均気温が25℃を超える時期は、コンクリートの温度上昇によるスランプの低下、凝結の早まり、表面の急激な乾燥によるプラスチック収縮ひび割れが生じやすい。
- 対策は、①材料(遅延形の減水剤・AE減水剤の使用、骨材・水の冷却でコンクリート温度を下げる)、②運搬・舗設(練混ぜから舗設開始までの時間の短縮、荷台を覆う、路盤の散水、日よけ・風よけ、機械・人員の増強)、③養生(被膜養生剤の早期散布、散水等の湿潤養生)の段階から3つ選ぶ。
引っかけ:寒中の対策(保温・給熱)と取り違えない。3つを材料・舗設・養生の別の段階から選ぶと重複しない。
同じ論点の過去問
令和8年度 問3 (3)コンクリート舗装版に使うセメント(穴埋め)
令和8年度 問4 (4)普通コンクリート版の養生期間(穴埋め)
令和7年度 問3 (5)AE減水剤の種類と使用時期
令和7年度 問4 (4)暑中のコンクリート舗装の対策
令和6年度 問3 (5)ダウエルバーとタイバーの設置目的
論点ページ:コンクリート舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問4 (4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する