令和4年度 問2 (3)論点:路床・路盤重要度 A未着手

セメント安定処理した路床のCBRm

これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問2 (3)の問題です。論点は「路床・路盤」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

図2-1に示すように路床のセメント安定処理を行った場合、この地点のCBRmを求める次の式の①〜④に当てはまる数値を解答欄に記入しなさい。

CBRm = [([①] × 16^(1/3) + [②] × [③]^(1/3) + [④] × 2^(1/3))/ 100]^3

図2-1 路床断面。左が現状地盤:粘性土 CBR = 2.0 %、厚さ100 cm。矢印で右の改良地盤へ:上がセメント安定処理 CBR = 16.0 %、厚さ70 cm、その下が粘性土 CBR = 2.0 %、厚さ30 cm。
CBRm を求める式。CBRm = [ (① × 16の1/3乗 + ② × ③の1/3乗 + ④ × 2の1/3乗) ÷ 100 ] の3乗。①②④は係数の空欄、③は1/3乗される数の空欄。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

①50
②20
③9(9.0 も正解)
④30

解き方

  1. 地点のCBR(CBRm)は、路床面から下100cmの各層のCBRと厚さから CBRm = [(h1·CBR1^(1/3) + h2·CBR2^(1/3) + … + hn·CBRn^(1/3)) / 100]^3 で求める(舗装設計便覧)。
  2. 路床を安定処理した場合、安定処理層のうち下から20cmの部分は、施工時の混合・締固めが十分でないおそれがあることを考慮して、安定処理層のCBRと現状路床土のCBRの平均値を用いる(置換え工法では置換え層の下20cmを現状路床土のCBRとする)。安定処理層のCBRの上限は20で、ここは16.0なのでそのまま使う。
  3. 層の構成:安定処理層の上部 70−20=50cm が CBR16.0、安定処理層の下部20cm が (16.0+2.0)/2=9.0、その下の粘性土30cm(図のとおり)が CBR2.0。したがって ①50、②20、③9、④30。
  4. 同じ扱いは平成28年度の本試験(路床改良Ⅱ 安定処理:式の現状土の項が「30×2.4^(1/3)」と印刷され、空欄は「20×□」「□×12.2」)でも問われており、安定処理層の下20cmを平均値、残りを50cmとする解き方と一致する。
  5. 検算:CBRm=[(50×16^(1/3)+20×9^(1/3)+30×2^(1/3))/100]^3=[(50×2.520+20×2.080+30×1.260)/100]^3=(205.39/100)^3≒8.7。
引っかけ:安定処理層70cmをそのまま CBR16 で計算すると項が 2 つになり式に合わない。平均値(9)とする20cmは安定処理層の下部で、その下の粘性土の上部ではない(70・20・9・10 としない)。粘性土30cmは図のとおりそのまま④に入る。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問2 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する