構築路床の築造工法と概要・効果
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問4 (1)の問題です。論点は「路床・路盤」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
構築路床の築造工法の種類およびその概要と効果について、解答用紙に示された解答例を参考に解答例と異なるものを2つ挙げ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
築造工法 1 の種類 模範解答
置換え工法
5 字別解
盛土工法
安定処理工法
凍上抑制層の設置
築造工法 1 の概要と効果 模範解答
軟弱な路床土の一部を良質土で置き換え、路床の支持力を高める。
30 字別解
原地盤の上に良質土を盛り立てて締め固め、支持力の高い路床を築く。
現状路床土にセメントや石灰を混合して締め固め、支持力を改善する。
凍上しにくい粒状材料で路床上部を置き換え、凍上を防ぐ。
築造工法 2 の種類 模範解答
盛土工法
4 字別解
安定処理工法
置換え工法
凍上抑制層の設置
築造工法 2 の概要と効果 模範解答
良質土を盛り立てて締め固め、所要の支持力をもつ路床を築く。
29 字別解
路床土にセメントや石灰などの安定材を混合し、支持力と耐久性を改善する。
軟弱な路床土を掘削し、良質土で置き換えて支持力を高める。
凍上しにくい砂・切込砂利などで置き換え、凍上による破損を防ぐ。
要点(書けていたものにチェック)築造工法 1 の種類築造工法 1 の概要と効果築造工法 2 の種類築造工法 2 の概要と効果
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧・舗装設計便覧では、構築路床は原地盤を改良して所要の支持力を確保した層で、築造工法には盛土工法(良質土の盛土)、安定処理工法(セメント・石灰などの安定材の混合)、置換え工法(軟弱土を良質土で置換え)がある。寒冷地では凍上抑制層も路床の一部として設ける。
- 工法の種類と、概要(何をするか)・効果(支持力の向上、凍上防止など)を対にして書く。解答用紙に示された解答例は不明のため、解答例と同じ内容になった場合は正答にならない。模範解答は置換え工法と盛土工法、別解に安定処理工法(セメント安定処理・石灰安定処理)と凍上抑制層を挙げた。解答例と重ならない2つを選ぶ。
- 安定処理工法は、セメント・石灰を混合して締固め、改良層の有効厚さ(改良厚-20cm)とCBR上限20で評価する(問2(2)と関連)。
引っかけ:解答例と同じ工法(例えば解答例が安定処理工法なら、セメント安定処理・石灰安定処理も同じ工法とみなされやすい)を書かない。種類だけで概要・効果が無いと減点。
同じ論点の過去問
令和8年度 問2 (2)路床改良後のCBRを求める式(数値の穴埋め)
令和8年度 問4 (1)構築路床とするケースと構築路床の築造工法
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論点ページ:路床・路盤の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問4 (1)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する