令和元年度 問5 (2)論点:維持修繕重要度 A未着手

損傷の種類と対応する修繕工法

これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問5 (2)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

供用中のアスファルト舗装において、観察された次のA、B 2つの損傷について、「損傷の種類(形態)」、「対応する修繕工法」を解答欄にそれぞれ1つ記入しなさい。ただし、「対応する修繕工法」は、損傷Aと損傷Bで別の工法とする。

[観察された損傷]

損傷A:通行車両が頻繁に制動や停止を繰り返す場所において、縦断方向に比較的短い波長で連続的に波状の凹凸が発生していた。

損傷B:アスファルト混合物層の下面から上面に進行した線状ひび割れが、車輪走行部に縦断方向に発生していた。

解答欄

0 / 20 字
0 / 20 字
0 / 20 字
0 / 20 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

損傷A 損傷の種類(形態) 模範解答

コルゲーション

7 字
別解

波打ち(コルゲーション)

くぼみを伴う流動わだち

損傷A 対応する修繕工法 模範解答

切削オーバーレイ工法

10 字
別解

表層・基層打換え工法

路上表層再生工法

損傷B 損傷の種類(形態) 模範解答

疲労ひび割れ

6 字
別解

わだち部縦断ひび割れ

線状ひび割れ(ボトムアップ)

損傷B 対応する修繕工法 模範解答

打換え工法

5 字
別解

オーバーレイ工法

路上路盤再生工法

要点(書けていたものにチェック)損傷A 損傷の種類(形態)損傷A 対応する修繕工法損傷B 損傷の種類(形態)損傷B 対応する修繕工法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 損傷A:信号手前や交差点など制動・停止が多い箇所で、縦断方向に短い波長の波状の凹凸が連続するのはコルゲーション(波打ち)である。主な原因は混合物の安定性不足やタックコートの不良で、表層・基層を除去して安定した混合物に置き換える切削オーバーレイや表層・基層打換えで修繕する。
  2. 損傷B:車輪走行部に縦断方向に生じ、混合物層の下面から上面に進んだ線状ひび割れは、繰返し荷重による疲労ひび割れ(ボトムアップクラック)であり、舗装の構造的な支持力不足を示す。放置すると亀甲状ひび割れに進むので、打換え工法(路盤を含む)やオーバーレイ(構造補強)で修繕する。
  3. 設問で損傷Aと損傷Bの工法は別の工法とされているので、Aは表層の入替え、Bは構造的な修繕を答える(舗装設計便覧・舗装施工便覧の修繕工法の選定)。
引っかけ:Bは表面から入るトップダウンひび割れではなく、下面からのボトムアップの疲労ひび割れ。表面処理やシール材注入は維持工法で、構造的な損傷の修繕工法にはならない。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問5 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する