構造設計の対象となる修繕工法
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問5 (3)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の修繕工法で、構造設計の対象となる工法を解答欄に2つ記入し、それぞれの工法の概要を簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
工法 1 模範解答
オーバーレイ工法
8 字別解
路上路盤再生工法
表層・基層打換え工法
工法 1 の概要 模範解答
既設舗装の上に厚さ3cm以上の加熱アスファルト混合物層を舗設する。
33 字別解
既設As混合物層を路上で破砕し、セメント等と混合して路盤を造る。
既設の表層・基層を切削等で撤去し、新たに表層・基層を舗設する。
工法 2 模範解答
打換え工法
5 字別解
局部打換え工法
路上路盤再生工法
工法 2 の概要 模範解答
既設舗装の全層または路盤の一部までを取り除き、新たに舗装を築造する。
34 字別解
破損が局部的な場合に、その部分の既設舗装を路盤まで取り除き、舗装し直す。
既設As混合物層を路上で破砕し、セメント等と混合して路盤を造る。
要点(書けていたものにチェック)工法 1工法 1 の概要工法 2工法 2 の概要
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装設計便覧の修繕の構造設計:既設舗装の評価(残存等値換算厚)をもとに、必要等値換算厚を満たすよう新たな層の厚さを決める工法が構造設計の対象となる。打換え工法(局部打換えを含む)、オーバーレイ工法、路上路盤再生工法、表層・基層打換え工法(切削オーバーレイ)がこれにあたる。
- オーバーレイ工法は既設舗装の上に厚さ3cm以上の加熱アスファルト混合物層を舗設する工法(3cm未満は薄層オーバーレイで維持工法)。打換え工法は既設舗装の全部(または路盤の一部まで)を取り除いて新たに築造する工法。路上路盤再生工法は既設アスファルト混合物層を破砕し、セメントやアスファルト乳剤と路上で混合して新たな路盤とする工法。
- 切削工法、薄層オーバーレイ、パッチング、シール材注入などは構造設計の対象としない(維持工法・機能回復の工法)。
引っかけ:切削オーバーレイは表層・基層打換えと同じ扱いだが、切削工法単独は構造設計の対象外。薄層オーバーレイ(3cm未満)と混同しない。
同じ論点の過去問
令和8年度 問5 (2)損傷に対する維持的な工法
令和8年度 問5 (3)不等沈下ひび割れ・寄りの原因と修繕工法
令和8年度 問5 (4)連続鉄筋コンクリート舗装の横断ひび割れへの対応
令和7年度 問5 (2)損傷の推定原因と補修工法(排水性舗装・線状ひび割れ)
令和7年度 問5 (3)リフレクションクラックの抑制対策
論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問5 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する