寒中コンクリートの製造・打設・養生の留意点
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問4 (3)の問題です。論点は「コンクリート舗装」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
寒中コンクリートの「製造から打設」、「養生」に関して、それぞれの留意点を解答欄に2つずつ簡潔に記述しなさい。ただし、配合に関するものは除く。
解答欄
正解
製造から打設 1 模範解答
骨材や水を加熱し、打込み時のコンクリート温度を5~20℃に保つ。
32 字別解
セメントは直接加熱せず、骨材は均等に加熱し過熱しない。
運搬車にシートを掛け、運搬中の温度低下を防ぐ。
製造から打設 2 模範解答
凍結した路盤や雪・氷の付着した型枠の上に打ち込まない。
27 字別解
運搬・打込みを手早く行い、打込み中の温度低下を防ぐ。
路盤が凍結していれば融かし、温めてから打ち込む。
養生 1 模範解答
所定の強度が出るまで版をシート等で覆い保温し、凍結させない。
30 字別解
養生中のコンクリート温度を5℃以上に保つよう給熱・保温する。
圧縮強度5N/mm²に達するまで凍結しないよう保護する。
養生 2 模範解答
保温養生を終えるときは急に冷やさず、徐々に外気温に近づける。
30 字別解
給熱養生ではコンクリート表面が乾燥しないよう散水等で湿潤に保つ。
養生中は温度を測定・記録し、所定の温度・期間を確認する。
要点(書けていたものにチェック)製造から打設 1製造から打設 2養生 1養生 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧のコンクリート舗装・寒冷期の施工、コンクリート標準示方書[施工編]寒中コンクリートによる。日平均気温が4℃以下になると予想されるときは寒中コンクリートの対策をとる。
- 製造から打設:材料(骨材・水)を加熱して練り上がり温度を確保し、打込み時のコンクリート温度を5~20℃の範囲に保つ。セメントは加熱しない。運搬中はシート等で温度低下を防ぎ、凍結した路盤の上や雪・氷の付いた型枠内に打ち込まない。
- 養生:打込み後は版をシート・マット等で覆って保温し、必要ならば給熱してコンクリート温度を5℃以上に保ち、所定の強度(圧縮強度5N/mm²程度)に達するまで凍結させない。給熱時は乾燥を防ぎ、養生終了時は急激な温度低下を避ける。
- 配合(AE剤の使用、単位水量の低減など)は除くとの条件なので書かない。
引っかけ:配合に関する留意点(AEコンクリート、水セメント比など)は除外。「製造から打設」と「養生」で内容を取り違えない。
同じ論点の過去問
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論点ページ:コンクリート舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問4 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する