わだち掘れ・継目ひび割れの原因と補修工法
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問5 (2)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装に発生する次の破損について、発生原因および補修工法をそれぞれ1つ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
①沈下によるわだち掘れ 発生原因 模範解答
路床・路盤の支持力不足や締固め不足
17 字別解
路盤以下の沈下(圧密沈下)
路盤・路床への雨水浸入による支持力低下
①沈下によるわだち掘れ 補修工法 模範解答
打換え工法
5 字別解
路上路盤再生工法
局部打換え工法
②施工継目のひび割れ 発生原因 模範解答
継目部の締固め不足や接着不良
14 字別解
継目の加熱不足による接着不良
タックコート(接着剤)の塗布不足
②施工継目のひび割れ 補修工法 模範解答
シール材注入工法
8 字別解
パッチング
切削オーバーレイ工法
要点(書けていたものにチェック)①沈下によるわだち掘れ 発生原因①沈下によるわだち掘れ 補修工法②施工継目のひび割れ 発生原因②施工継目のひび割れ 補修工法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 沈下によるわだち掘れは、路床・路盤の支持力不足や締固め不足で下の層が沈下して生じる。表層だけの補修では再発するので、路盤以下を含めて打換える(打換え工法、路上路盤再生工法)(舗装施工便覧・舗装の維持修繕の手引き)。
- 施工継目のひび割れは、継目部の締固め不足、既設側の端部の加熱不足やタックコート不足による接着不良で生じる。軽微なものはシール材注入工法、範囲の広いものはパッチングや切削オーバーレイで補修する。
引っかけ:流動によるわだち掘れ(混合物の塑性変形。表層の問題)と、沈下によるわだち掘れ(路床・路盤の問題)を区別する。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問5 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する