令和5年度 問54問題改訂論点:建設業法重要度 B配点 1点未着手

建設業法(見積り・技術者・検査・特定建設業)

これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問54の問題です。論点は「建設業法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。この問題は、本試験の問題を2026年9月時点の法令・基準に照らして一部改訂したものです。

問題改訂建設業法施行令の改正(2025年2月1日施行)に合わせて選択肢(4)を改訂。本試験の問題を2026年9月時点の法令・基準に照らして一部変えています。改訂の内容と本試験の原文は、採点後の解説に載せています。

「建設業法」の内容に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 建設業者は、その請け負った建設工事を施工するときは、当該建設工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる現場代理人を置かなければならない。

解き方

  1. (2) が誤り。建設業者は、その請け負った建設工事を施工するときは、工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる「主任技術者」を置かなければならない(建設業法第26条第1項)。現場代理人は請負契約の履行に関し受注者の権限を行使する者(公共工事標準請負契約約款)で、建設業法が施工の技術上の管理のために置くことを求める技術者ではない。
  2. (1) 建設業者は、請負契約の締結に際し、工事の種別ごとの材料費・労務費その他の経費の内訳と、工事の工程ごとの作業及びその準備に必要な日数を明らかにして見積りを行うよう努める(第20条第1項)。2025年12月12日施行の改正で、これらを記載した見積書を作成するよう努める規定になったが、趣旨は同じである。
  3. (3) 元請負人は、下請負人から完成の通知を受けた日から20日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、完成を確認する検査を完了しなければならない(第24条の4第1項)。
  4. (4) 発注者から直接請け負う1件の建設工事につき、下請代金の額が5,000万円(建築一式工事は8,000万円)以上となる下請契約を締結して施工しようとする者は、特定建設業の許可を受けなければならない(第3条第1項第2号、施行令第2条。2025年2月1日施行の額)。

選択肢ごとの解説

  1. (1)正しい。工事の種別ごとの経費の内訳と工程ごとの日数を明らかにして見積りを行うよう努める(第20条第1項)。
  2. (2)誤り。施工の技術上の管理をつかさどるのは主任技術者であり、現場代理人ではない(第26条第1項)。
  3. (3)正しい。完成の通知を受けた日から20日以内で、かつ、できる限り短い期間内に検査を完了する(第24条の4第1項)。
  4. (4)正しい。下請代金の額が5,000万円(建築一式工事は8,000万円)以上となる下請契約を締結するには特定建設業の許可が要る(第3条第1項第2号、施行令第2条)。
引っかけ:「主任技術者」と「現場代理人」の取り違え。特定建設業の許可を要する下請代金の額は改正が多く、2023年1月に4,000万円→4,500万円、2025年2月に5,000万円(建築一式工事は6,000万円→7,000万円→8,000万円)になった。

問題改訂の内容

本試験の (4) は「土木工事業において、発注者から直接工事を請け負う1件の建設工事につき、下請け代金の額が4,500万円以上となる下請け契約を締結しようとする際には、特定建設業の許可が必要である。」で、出題時の建設業法施行令第2条どおりの正しい記述だった。特定建設業の許可を要する下請代金の額は、2025年2月1日施行の改正で5,000万円(建築一式工事は8,000万円)に引き上げられ、現行の規定では (4) も誤りとなって、誤っているものが 2 つになる。(4) の金額を現行の「5,000万円」に改めた。正答は本試験と同じ (2)。

  • 建設業法 第3条第1項第2号・第26条第1項
  • 建設業法施行令 第2条(特定建設業の許可を要する下請代金の額)(2025年2月1日施行)
本試験の原文(改訂前)を見る
  1. (1)建設業者は、建設工事の請負契約を締結するに際して、工事内容に応じ、工事の種別ごとの材料費、労務費その他の経費の内訳並びに工事の工程ごとの作業及びその準備に必要な日数を明らかにして、建設工事の見積りを行うよう努めなければならない。
  2. (2)建設業者は、その請け負った建設工事を施工するときは、当該建設工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる現場代理人を置かなければならない。
  3. (3)元請負人は、下請負人から建設工事が完成した旨の通知を受けた時は、当該通知を受けた日から20日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、完成を確認する検査を完了しなければならない。
  4. (4)土木工事業において、発注者から直接工事を請け負う1件の建設工事につき、下請け代金の額が4,500万円以上となる下請け契約を締結しようとする際には、特定建設業の許可が必要である。

本試験の正答:(2)

改訂は資格試験対策.netが行ったもので、主催者によるものではありません。2026年9月時点の法令・基準にもとづきます。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問54。現行の法令・基準に照らして一部を改訂しています(本試験の原文は解説の「問題改訂の内容」)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する