環境に配慮した舗装技術
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問30の問題です。論点は「各種の舗装」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
環境に配慮した舗装技術に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 硬質骨材タイプの透水性樹脂モルタル充填工法では、母体舗装に水分があっても十分な接着強度が得られるため、湿潤状態でも施工が可能である。
解き方
- 透水性樹脂モルタル充填工法(樹脂系の保水・遮熱などの充填材を母体の空隙に充填する工法)は、樹脂が水分により硬化不良や接着不良を起こすので、母体舗装が乾燥した状態で施工する必要がある。
- 湿潤状態でも施工が可能とする (3) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。土系舗装は凍結や強度発現の遅れのため、気温5℃以下の冬季の施工は困難な場合が多い。
- (2)適当。母体混合物の内部温度が高いと保水材の水分が失われやすく、十分に注入されないことがある。
- (3)不適当。樹脂系の充填材は水分で接着強度が低下するので、母体舗装が乾燥した状態で施工する。
- (4)適当。中温化技術による舗装も、通常のアスファルト舗装と同様に路面温度がおおむね50℃以下になってから交通開放する。
引っかけ:樹脂系材料は水を嫌う、という一般原則で判断できる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問8環境負荷を軽減する対策技術と効果
令和8年度 問12各種の舗装の設計
令和8年度 問28各種の舗装の施工
令和8年度 問29橋面舗装の施工
令和8年度 問30半たわみ性舗装の施工
論点ページ:各種の舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する