破損と補修工法の選定
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問36の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
既設アスファルト舗装の破損と補修工法の選定に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) わだち掘れ深さが40mmの損傷が発生し、その原因がアスファルト混合物の塑性変形であったため、わだち部オーバーレイ工法を選定した。
解き方
- 舗装設計便覧・舗装施工便覧の補修工法の選定では、塑性変形(流動)によるわだち掘れは混合物自体に原因があるので、切削オーバーレイや表・基層の打換えで流動した層を取り除く。このとき耐流動性の高い混合物を用いる。
- わだち部オーバーレイ工法は、主に摩耗によるわだち掘れに適用する。塑性変形によるわだち掘れに行うと、再び流動する。よって(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。混合物の劣化・老化によるひび割れには表・基層打換えが適する。
- (2)適当。摩耗によるわだち掘れに切削オーバーレイを選ぶのは適切である。
- (3)不適当。塑性変形によるわだち掘れには、流動した層を除去する切削オーバーレイや打換えを選ぶ。
- (4)適当。路床・路盤の支持力低下によるひび割れには打換え工法を選ぶ。
引っかけ:わだち掘れの原因(摩耗か塑性変形か)で工法が変わる。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する