コンクリートの材料・配合
重要度 C必須問題で出題過去問 3問
コンクリートの材料・配合は、2級土木施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和8年度(11回)のうち3回で出題された論点です(収録99問中3問・重要度C)。出題されるのは必須問題です。
要点:セメント・骨材・混和材料の性質、水セメント比、スランプ、空気量などの配合。
覚える要点
- AE剤は微細な独立気泡でワーカビリティーと耐凍害性を改善、減水剤は単位水量と単位セメント量を減らす、高性能減水剤は強度を著しく高める、高性能AE減水剤は単位水量を著しく減らしスランプ保持性が良い、防せい剤は塩化物による鉄筋腐食を抑制。
- 用語は「何か(定義)」と「効果・不具合」を1文で:エントレインドエアはAE剤で意図的に連行した微細な気泡、スランプはスランプコーンを引き上げた後の頂部の下がりで表すコンシステンシーの指標。
- 呼び強度はJIS A 5308の強度の区分(1回の試験で強度値の85%以上・3回平均で強度値以上)で、配合強度・設計基準強度と区別する。ブリーディングは練混ぜ水の上昇でレイタンスの原因。
- コールドジョイントは許容打重ね時間間隔(25℃以下2.5時間・25℃超2.0時間)を超えたときなどに生じる一体化しない不連続面。アルカリシリカ反応は反応性骨材とアルカリの反応による膨張ひび割れ。
勉強のしかた:出題は用語説明と混和剤の穴埋め。コンクリート施工の用語問題と同じ形式なので、用語ごとに定義を1文で書けるカードを作り、記入例と同じ用語を避けられるよう多めに覚えておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、コンクリートの材料・配合で間違えやすい点を集めました。
- 令和5年度 問題5:スランプは「スランプフロー」(広がりの直径)と混同しない。ワーカビリティーは「材料分離を生じない」ことまで書く。
- 平成29年度 問題5:呼び強度を設計基準強度や配合強度と混同しない(配合強度は品質のばらつきを見込んで呼び強度より大きく定める強度)。ブリーディングとレイタンスを取り違えない(レイタンスはブリーディングに伴って表面にできる脆弱な層)。
- 平成28年度 問題4:(イ)はAE剤でブリーディングも減るが,AE剤の定義に挙がる改善効果は「耐凍害性」。(ニ)は「空気量」ではなく「スランプ」保持性。(ホ)は「遅延」剤ではなく「防せい」剤。
この論点の問題
同じ分野で出る論点
必須問題では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。