コンクリートに関する用語の説明
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) 問題5の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度C・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに関する次の用語から2つ選び,用語とその用語の説明をそれぞれ解答欄に記述しなさい。
ただし,解答欄の記入例と同一内容は不可とする。
・エントレインドエア
・スランプ
・ブリーディング
・呼び強度
・コールドジョイント
解答欄
正解
エントレインドエア:AE剤やAE減水剤によってコンクリート中に連行させた独立した微細な空気泡で,ワーカビリティーと凍結融解に対する抵抗性を向上させる。
75 字スランプ:フレッシュコンクリートの軟らかさの程度を示す指標で,スランプコーンを引き上げた直後にコンクリート頂部が下がった量をcm単位で表したもの。
呼び強度:JIS A 5308のレディーミクストコンクリートを購入するときに指定する強度の区分で,標準では材齢28日の圧縮強度で保証される。
コールドジョイント:先に打ち込んだコンクリートが固まり始めた後に次のコンクリートを打ち重ねたため,上下の層が一体化せずにできた不連続な面。
ブリーディング:コンクリートの打込み後,骨材やセメント粒子が沈降するのに伴って練混ぜ水の一部が分離し,上面に上昇してくる現象で,レイタンスの原因となる。
76 字コールドジョイント:打重ね時間の間隔が長くなり,下層のコンクリートの凝結が進んだ後に上層を打ち込んだために生じる継目で,漏水や耐久性低下の原因となる。
スランプ:コンシステンシーを表す試験値で,JIS A 1101によりスランプコーンに3層に詰めたコンクリートの,コーン引上げ後の下がりを0.5cm単位で測る。
呼び強度:生コンの強度の保証値で,1回の試験結果は呼び強度の強度値の85%以上,3回の試験結果の平均値は呼び強度の強度値以上でなければならない。
エントレインドエア:混和剤により意図的に連行された径0.025~0.25mm程度の気泡で,練混ぜ時に自然に入るエントラップトエアとは区別される。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- JIS A 0203(コンクリート用語)・JIS A 5308・JIS A 1101とコンクリート標準示方書の定義に沿って,「何か(定義)」と「効果や原因となる不具合」を1つの文で書く。
- エントレインドエアはAE剤等で意図的に連行した微細な独立気泡(自然に入るエントラップトエアと区別),スランプはコンシステンシーの指標,ブリーディングは練混ぜ水の上昇(レイタンスの原因),呼び強度はJIS A 5308の強度の区分(1回の試験で強度値の85%以上,3回の平均で強度値以上),コールドジョイントは許容打重ね時間間隔(外気温25℃以下で2.5時間,25℃超で2.0時間)を超えたときなどに生じる不連続面。
- 解答欄の記入例は解答用紙だけに印刷されていて資料で確かめられなかった。記入例と同じ用語・内容は得点にならないので,試験では記入例を見て別の用語を選ぶ。
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平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) 問題5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する