寒中・暑中・マスコンクリートの留意事項
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各種コンクリートの中から2つ選び,それぞれについて打込み時又は養生時に留意する事項を解答欄に記述しなさい。
・寒中コンクリート
・暑中コンクリート
・マスコンクリート
解答欄
正解
寒中コンクリート
8 字暑中コンクリート
マスコンクリート
打込み時のコンクリート温度を5~20℃の範囲とし,鉄筋や型枠に氷雪が付着した状態や凍結した地盤の上には打ち込まない。
58 字寒中コンクリート:打込み後は保温・給熱養生で初期凍害を防ぎ,所要の圧縮強度が得られるまでコンクリート温度を5℃以上に保ち,その後2日間は0℃以上に保つ。
マスコンクリート:セメントの水和熱による温度ひび割れを防ぐため,打込み温度を低く抑え,リフト高さや打込みの時間間隔を温度ひび割れ制御の計画に基づいて定める。
マスコンクリート:内部と表面の温度差が大きくならないよう保温養生で表面の急冷を防ぎ,必要に応じてパイプクーリングを行い,温度を計測して管理する。
暑中コンクリート
8 字マスコンクリート
寒中コンクリート
練混ぜ開始から打込み終了までを1.5時間以内,打込み時のコンクリート温度を35℃以下とし,打込み前に型枠や地盤に散水して湿らせておく。
67 字暑中コンクリート:打込み後は速やかに養生を始め,散水や養生マットで表面の急激な乾燥を防ぎ,少なくとも24時間は露出面を湿潤状態に保つ。
マスコンクリート:内部と表面の温度差が大きくならないよう保温養生で表面の急冷を防ぎ,必要に応じてパイプクーリングを行い,温度を計測して管理する。
寒中コンクリート:打込み後は保温・給熱養生で初期凍害を防ぎ,所要の圧縮強度が得られるまでコンクリート温度を5℃以上に保ち,その後2日間は0℃以上に保つ。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編]による。寒中コンクリートは日平均気温が4℃以下になると予想されるときに適用し,打込み時のコンクリート温度は5~20℃,凍結した地盤や氷雪の付いた型枠・鉄筋には打ち込まない。養生は所要の圧縮強度が得られるまで5℃以上に保ち,その後2日間は0℃以上に保つ。
- 暑中コンクリートは日平均気温が25℃を超えると予想されるときに適用し,練混ぜ開始から打込み終了までを1.5時間以内,打込み時のコンクリート温度を35℃以下とし,打込み後は速やかに湿潤養生を始める。マスコンクリートはセメントの水和熱による温度ひび割れの制御が要点で,打込み温度の低減,リフト高さ・打込み間隔の計画,保温養生・パイプクーリングで内外の温度差を小さくする。
- 3つから2つを選び,名称の欄と留意事項の欄が同じコンクリートを指すように書く。打込み時と養生時のどちらか一方を書けばよく,順番も問わない。
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令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する