施工体制台帳・施工体系図
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.60の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
公共工事における施工体制台帳及び施工体系図に関する文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
施工体制台帳は,原則としてその[ (イ) ]を発注者に提出しなければならない。
施工体制台帳は,下請金額[ (ロ) ]作成しなければならない。
施工体系図は,施工体制台帳の[ (ハ) ]ともいえ,必ず作成しなければならない。
[ (ニ) ]は,工事関係者及び公衆が見やすい場所に掲げなくてはならない。
解答欄
正解
正解:(1) (イ) 写し ― (ロ) にかかわらず ― (ハ) 要約版 ― (ニ) 施工体系図
解き方
- 公共工事の受注者は、作成した施工体制台帳の写しを発注者に提出しなければならない(公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第15条第2項)。(イ)は写しである。
- 公共工事では、下請契約を締結すれば金額にかかわらず施工体制台帳を作成しなければならない(同法第15条第1項による建設業法第24条の8第1項の読替え)。(ロ)はにかかわらずである。
- 施工体系図は施工体制台帳をもとに各下請負人の施工分担関係を一目で分かるようにした図で、台帳の要約版ともいえる。(ハ)は要約版である。施工体系図は、公共工事では工事関係者が見やすい場所及び公衆が見やすい場所に掲げる(建設業法第24条の8第4項の読替え)。(ニ)は施工体系図で、(1)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。(イ)写し、(ロ)にかかわらず、(ハ)要約版、(ニ)施工体系図である。
- (2)適当でない。提出するのは写しで、公共工事では金額にかかわらず作成し、掲示するのは施工体系図である。
- (3)適当でない。提出するのは写しで、施工体系図は施工体制台帳の要約版である。
- (4)適当でない。公共工事では下請金額にかかわらず作成し、掲示するのは施工体系図である。
引っかけ:民間工事では下請代金の総額が一定額(5,000万円、建築一式8,000万円)以上のとき作成するが、公共工事では下請契約を結べば金額にかかわらず作成する。現場に掲げるのは施工体系図で、台帳は備え置く。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.60。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する