場所打ち杭の各種工法
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.15の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
場所打ち杭の施工に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 深礎工法は,掘削孔の壁が自立する程度に掘削して土留めを施し,人力又は機械で掘削する。
解き方
- 深礎工法は、掘削孔の壁面が自立する程度に掘削し、ライナープレートや波形鉄板・リング枠等の土留め材で孔壁を保護しながら、人力又は機械で掘削する工法である。よって (3) が適当である。
- リバースサーキュレーション工法は、スタンドパイプを建て込み、孔内水位を地下水位より2m以上高く保って静水圧で孔壁を保護し、回転ビットで掘削する。オールケーシング工法は、ケーシングチューブで孔壁を保護しながらハンマーグラブで掘削する。アースドリル工法は、表層ケーシングと安定液で孔壁を保護しながらドリリングバケットで掘削する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。ケーシングチューブとハンマーグラブを使うのはオールケーシング工法である。
- (2)適当でない。オールケーシング工法の掘削はハンマーグラブで行い、ドリリングバケットはアースドリル工法で用いる。
- (3)適当。深礎工法は土留め材で孔壁を保護しながら、人力又は機械で掘削する。
- (4)適当でない。静水圧で孔壁を保護するのはリバースサーキュレーション工法で、アースドリル工法は安定液で孔壁を保護しドリリングバケットで掘削する。
引っかけ:孔壁保護と掘削機械の組合せで覚える。オールケーシング=ケーシング+ハンマーグラブ、アースドリル=安定液+ドリリングバケット、リバース=静水圧+回転ビット、深礎=土留め材+人力・機械。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.14既製杭の施工
令和8年度 後期 No.16土留め工の部材名称
令和8年度 前期 No.14既製杭の中掘り杭工法
令和8年度 前期 No.15場所打ち杭の工法と孔壁保護
令和8年度 前期 No.16土留め壁の種類と特徴
論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する