コンクリートの混和材料
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年10月27日(日)実施) No.10の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに用いられる混和材料に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 高炉スラグ微粉末は,コンクリートの収縮によるひび割れの発生を抑制できる。
解き方
- 高炉スラグ微粉末は、水和熱の抑制、長期強度の増進、水密性の向上、塩化物イオンの浸透抑制、アルカリシリカ反応の抑制などの効果を持つ混和材である(コンクリート標準示方書[施工編]、JIS A 6206)。
- 一方で、粉末度の高いものほど自己収縮が大きくなる傾向があり、収縮ひび割れの抑制を目的とする混和材料ではない。収縮によるひび割れの抑制には膨張材や収縮低減剤を用いる。よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。減水剤はセメント粒子を分散させ、同じ単位水量で流動性を高める。
- (2)適当でない。収縮ひび割れの抑制は膨張材の効果で、高炉スラグは自己収縮が増える傾向がある。
- (3)適当。フライアッシュは水和熱を抑え、長期強度・水密性など耐久性を改善する。
- (4)適当。AE剤で連行した微細な気泡が凍結時の膨張圧を緩和し、耐凍害性が向上する。
引っかけ:高炉スラグ微粉末の効果はアルカリシリカ反応の抑制や水密性の向上などであり、収縮ひび割れの抑制は膨張材の効果である。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年10月27日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する