令和7年度 前期 No.50論点:契約・設計図書重要度 B配点 1点未着手

もたれ式擁壁の各部の名称と記号

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.50の問題です。論点は「契約・設計図書」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図は切土法面に設置した標準的なもたれ式擁壁の断面図を示しているが,もたれ式擁壁各部の名称と記号の表記として次のうち,2つとも適当なものはどれか。

切土法面に設置したもたれ式擁壁の断面図。擁壁は前面(左側)が傾斜し,背面(右側)が地山にもたれかかる形で,背面と地山の間の上部と下部に裏込め材がある。擁壁の上面に「天端幅b」,底面に「擁壁底面幅B」の寸法がある。高さの寸法は2つあり,H1は擁壁の天端から底面まで,H2は擁壁の天端から前面の地表面まで。B1の矢印は擁壁の前面側下端の段になった部分を指し,B2の矢印は擁壁の背面側下端(点線の円で囲んだ部分)を指している。擁壁の下には薄い基礎がある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 擁壁高 H1,底版かかと B2

解き方

  1. 擁壁高は擁壁の天端から擁壁底面(根入れ部分を含む)までの鉛直高さで表すので、図のH1が擁壁高であり、前面の地表面までのH2は地上に現れる高さ(見え高)にすぎない。
  2. 擁壁の前面側(谷側)下端の張り出した部分B1がつま先、背面側(地山側)下端の円で囲んだ部分B2がかかとに当たる。
  3. したがって名称と記号が2つとも適当なのは「擁壁高H1、底版かかとB2」の(3)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。擁壁高H1は正しいが、B2は背面側下端でつま先ではなく、かかとに当たる。
  2. (2)適当でない。H2は前面地表面からの見え高で擁壁高ではなく、B1は前面側のつま先である。
  3. (3)適当。擁壁高は天端から底面までのH1、背面側下端のB2はかかとである。
  4. (4)適当でない。B1をつま先とするのは正しいが、擁壁高はH2ではなくH1である。
引っかけ:擁壁高は根入れを含む天端から底面までの高さで、前面地盤からの見え高ではない。つま先は前面側、かかとは背面側である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.50。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する