ベルヌーイの定理の水頭名
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年10月27日(日)実施) No.5の問題です。論点は「水理学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図の完全流体におけるベルヌーイの定理において,水頭名の次の組合せのうち,適当なものはどれか。
ただし,水の密度はρ,重力の加速度はg,断面①,②における平均流速はv1,v2,圧力の強さはp1,p2とし,一つの水平面を基準にとって断面①,②の基準面から流れの中心までの高さをz1,z2とする。

解答欄
正解
正解:(1) (イ) 速度 ― (ロ) 圧力 ― (ハ) 位置
解き方
- ベルヌーイの定理は、完全流体の定常流で z+p/ρg+v²/2g=一定(全水頭He)が成り立つことを表す。zを位置水頭、p/ρgを圧力水頭、v²/2gを速度水頭という。
- 図の(イ)はv²/2gなので速度水頭、(ロ)はp/ρgなので圧力水頭、(ハ)はzなので位置水頭である。よって (1) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。(イ)速度水頭、(ロ)圧力水頭、(ハ)位置水頭である。
- (2)適当でない。(イ)v²/2gは速度水頭、(ロ)p/ρgは圧力水頭、(ハ)zは位置水頭である。
- (3)適当でない。(イ)は速度水頭、(ロ)は圧力水頭、(ハ)は位置水頭である。
- (4)適当でない。(ロ)p/ρgは圧力水頭、(ハ)zは位置水頭である。
引っかけ:ピエゾメーターの水面の高さは位置水頭+圧力水頭(ピエゾ水頭)を示し、その上に速度水頭が加わって全水頭になる。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.5水路の潤辺と径深
令和8年度 前期 No.5断面が拡大する管路の流速
令和7年度 後期 No.5断面が拡大する管路の流速
令和7年度 前期 No.5完全流体におけるベルヌーイの定理
令和6年度 前期 No.5長方形断面水路の流量(マニングの式)
論点ページ:水理学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年10月27日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する