水理学

重要度 B力学で出題過去問 6問

水理学は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち6回で出題された論点です(収録1189問中6問・重要度B)。出題されるのは力学です。

要点:静水圧、連続の式、ベルヌーイの定理、管路・開水路の流れ。令和6年度から必須の力学問題。

覚える要点

  • 連続の式 Q=A1v1=A2v2 で、流速は断面積に反比例し断面積は直径の 2 乗に比例する。直径が 2 倍なら流速は 1/4 になる
  • ベルヌーイの定理 z+p/ρg+v²/2g=一定で、z が位置水頭、p/ρg が圧力水頭、v²/2g が速度水頭。ピエゾメータの水面を結ぶ線が動水勾配線、全水頭を結ぶ線がエネルギー線
  • マニング式 v=(1/n)R^(2/3)I^(1/2)、Q=Av。長方形水路の径深は R=BH/(B+2H) で、潤辺に水面幅は含めない

勉強のしかた:年1問。連続の式で直径比を2乗する計算、ベルヌーイの3つの水頭の名前、マニング式の径深の求め方の3点を押さえれば足りる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、水理学で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 後期 No.5:潤辺に水面の幅は含めない。径深は「断面積÷潤辺」で、逆数(0.280m)を選ばないよう、単位がmになることと値の大きさで確かめる。
  • 令和8年度 前期 No.5:流速は直径の比(1/2)ではなく断面積の比(1/4)に反比例する。直径比で計算すると 1.5 m/s となり、選択肢に無い。
  • 令和7年度 後期 No.5:流速は断面積に反比例し,断面積は直径の2乗に比例する。直径比のまま計算しないこと。
  • 令和7年度 前期 No.5:図の最上部の水平線(全水頭)がエネルギー線、その下の傾いた線(細管の水面)が動水勾配線である。
  • 令和6年度 後期 No.5:ピエゾメーターの水面の高さは位置水頭+圧力水頭(ピエゾ水頭)を示し、その上に速度水頭が加わって全水頭になる。
  • 令和6年度 前期 No.5:潤辺に水面幅を含めてしまう誤りや,1/n と n の取り違えに注意する。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

力学では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。