移動式クレーン作業で事業者が行うべき事項
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.64の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
移動式クレーンを用いた作業において,事業者が行うべき事項に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,クレーン等安全規則上,正しいものは次のうちどれか。
運転者や玉掛け者が,[ (イ) ]を常時知ることができるよう,表示その他の措置を講じなければならない。
強風のため,作業の実施について危険が予想されるときは,作業を[ (ロ) ]しなければならない。
移動式クレーンの作業を行うときは,一定の合図を定め,原則,[ (ハ) ]を指名しなければならない。
作業の方法,転倒を防止するための方法,作業に係る労働者の配置及び指揮系統を定め,作業の開始前に,[ (ニ) ]なければならない。
解答欄
正解
正解:(2) (イ) 定格荷重 ― (ロ) 中止 ― (ハ) 合図者 ― (ニ) 関係労働者に周知させ
解き方
- クレーン等安全規則第70条の2により、事業者は移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が定格荷重を常時知ることができるよう表示等の措置を講じ、第74条の3により強風のため危険が予想されるときは作業を中止しなければならない。
- 第71条第1項により一定の合図を定め、合図を行う者を指名し(運転者単独の作業を除く)、第66条の2により作業の方法、転倒防止の方法、労働者の配置及び指揮の系統を定めて作業の開始前に関係労働者に周知させる。
- よって(2)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。強風時は作業を中止し、作業方法等は発注者ではなく関係労働者に周知させる。
- (2)正しい。定格荷重、中止、合図者、関係労働者に周知させの組合せである。
- (3)誤り。表示するのは定格荷重、指名するのは合図者、周知先は関係労働者である。
- (4)誤り。(イ)は定格荷重、(ロ)は中止、(ハ)は合図者である。
引っかけ:作業方法等は発注者への届出ではなく「関係労働者への周知」。常時知らせるのは「定格荷重」である。
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→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.64。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する