土留めの施工(工法と現象)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.16の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土留めの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 切梁式土留め工法は,切梁やタイロッドを用いる工法である。
解き方
- 切梁式土留め工法は,土留め壁に作用する土圧を腹起しと切梁(必要に応じて火打ち)などの支保工で支える工法である。
- タイロッドを用いるのは,土留め壁の背面地盤に控え杭などを設けてタイロッドでつなぐタイロッド式(控え式)土留め工法である。
- ヒービングは軟弱な粘性土地盤で掘削底面が盛り上がる現象,ボイリングは地下水位の高い砂質地盤で砂が水とともに吹き上がる現象である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。自立式は支保工を用いず,土留め壁の根入れで土圧に抵抗する。
- (2)適当でない。切梁式は切梁と腹起しを用い,タイロッドはタイロッド式で用いる。
- (3)適当。軟弱な粘性土で掘削底面が盛り上がる現象がヒービングである。
- (4)適当。砂質土で上向きの浸透流により砂が吹き上がる現象がボイリングである。
引っかけ:ヒービング=粘性土,ボイリング=砂質土。工法では切梁式・グラウンドアンカー式・タイロッド式・自立式の支え方の違いを押さえる。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.14既製杭の施工
令和8年度 後期 No.15場所打ち杭の各種工法
令和8年度 後期 No.16土留め工の部材名称
令和8年度 前期 No.14既製杭の中掘り杭工法
令和8年度 前期 No.15場所打ち杭の工法と孔壁保護
論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する