コンクリートの劣化機構と劣化要因
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年10月22日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの「劣化機構」と「劣化要因」に関する次の組合せのうち,適当でないものはどれか。
[劣化機構] ― [劣化要因]
解答欄
正解
正解:(3) 塩害 ― 凍結融解作用
解き方
- 塩害は,コンクリート中の塩化物イオンにより鋼材の腐食が促進され,ひび割れやかぶりの剥離を生じる劣化であり,劣化要因は塩化物イオンである。
- 凍結融解作用は凍害の劣化要因である。
- よって(3)の組合せが適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。アルカリシリカ反応は,反応性骨材とアルカリの反応で膨張・ひび割れを生じる。
- (2)適当。疲労は,繰返し荷重によって損傷が進行する劣化である。
- (3)適当でない。塩害の要因は塩化物イオンで,凍結融解作用は凍害の要因である。
- (4)適当。化学的侵食は,硫酸や硫酸塩等によってセメント水和物が分解・膨張する劣化である。
引っかけ:中性化=二酸化炭素,塩害=塩化物イオン,凍害=凍結融解作用と,劣化機構と要因を対で覚える。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年10月22日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する