労働者の危険防止措置(保護帽・墜落防止)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.48の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
労働者の危険を防止するための措置に関する次の記述のうち,労働安全衛生法上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 橋梁支間20m以上の鋼橋の架設作業を行うときは,物体の飛来又は落下による危険を防止するため,保護帽を着用する。
解き方
- 労働安全衛生規則第517条の10により保護帽の着用が必要な鋼橋架設等の作業は、金属製の橋梁上部構造で高さ5m以上又は支間30m以上の部分の架設・解体・変更の作業(施行令第6条第15号の3)である。
- 「支間20m以上」とした (1) が誤りである。明り掘削での保護帽の着用(第366条)、作業床の設置が困難な場合の防網と要求性能墜落制止用器具(第518条第2項)、足場の組立て等での取付設備と器具の使用(第564条第1項第4号ロ)は正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。対象は高さ5m以上又は支間30m以上の鋼橋の架設等の作業である(第517条の10)。
- (2)正しい。明り掘削の作業では保護帽を着用させる(第366条)。
- (3)正しい。作業床の設置が困難なときは防網を張り、墜落制止用器具を使用させる(第518条第2項)。
- (4)正しい。取付設備等を設け要求性能墜落制止用器具を使用させる(第564条第1項第4号ロ)。
引っかけ:鋼橋・コンクリート橋の架設は「高さ5m以上又は支間30m以上」。「20m」「3m」などの数値の差し替えに注意する。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.53足場の作業床
令和8年度 後期 No.54コンクリート造の工作物の解体作業
令和8年度 後期 No.63型枠支保工の安全管理
令和8年度 後期 No.64移動式クレーンを用いた作業の安全
令和8年度 前期 No.53足場の作業床(労働安全衛生法)
論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.48。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する