コンクリートの劣化機構
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの劣化機構について説明した次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 塩害は,硫酸や硫酸塩等の接触により,コンクリート硬化体が分解したり溶解する現象である。
解き方
- 塩害は、コンクリート中の塩化物イオンにより鋼材が腐食し、その体積膨張でひび割れや剥離を生じる現象である。
- 硫酸や硫酸塩等との接触でセメント硬化体が分解・溶解する現象は化学的侵食であり、(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。空気中の二酸化炭素の浸入等でアルカリ性が失われる現象が中性化である。
- (2)適当でない。記述は化学的侵食。塩害は塩化物イオンによる鋼材の腐食である。
- (3)適当。繰返し荷重でひび割れが生じ、進展して大きな損傷となる現象が疲労である。
- (4)適当。水分の凍結による膨張圧で破壊される現象が凍害である。
引っかけ:劣化機構の名称と説明の入れ替え問題。硫酸・硫酸塩は化学的侵食のキーワード。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する