鋼材の特性と用途
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.12の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼材の特性,用途に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 鋼材の疲労が心配される場合には,耐候性鋼材等の防食性の高い鋼材を用いる。
解き方
- 耐候性鋼材は、表面に緻密なさび層をつくって腐食の進行を抑える鋼材で、腐食が心配される場合に用いる。
- 疲労への対策は、応力集中の少ない構造詳細や溶接継手の品質確保などによる。疲労と腐食を取り違えた(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。低炭素鋼は延性・展性に富み、溶接性もよく橋梁等に広く用いる。
- (2)適当でない。防食性の高い耐候性鋼材等は、腐食が心配される場合に用いる。
- (3)適当。弾性限度までは弾性、超えると塑性を示し、除荷後に永久ひずみが残る。
- (4)適当。摩耗は断面を減らし、鋼材の耐久性を劣化させる原因になる。
引っかけ:「疲労」と「腐食」の入れ替え。防食性は腐食への対策である。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.17鋼材の応力度とひずみの関係
令和8年度 後期 No.18鋼道路橋の架設工法
令和8年度 前期 No.17鋼材の力学的性質
令和8年度 前期 No.18鋼道路橋の高力ボルト
令和7年度 後期 No.17鋼材の種類と主な用途
論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する