鋼道路橋の高力ボルトの締付け
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.13の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋における高力ボルトの締付けに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) トルシア形高力ボルトの締付けは,本締めにインパクトレンチを使用する。
解き方
- 道路橋示方書Ⅱ(平成29年版 20.9.4、令和7年版 17.9.4「ボルトの締付け」)では、ボルトは設計ボルト軸力が得られるように、各材片間の密着を確保して十分な応力の伝達がなされるように締め付け、ボルト軸力の導入はナットを回して行うのを原則とするとしている。
- 同項では、トルシア形高力ボルトを使用する場合は本締めに専用締付け機を使用するとしている。トルシア形はピンテールが所定のトルクで破断することで軸力を管理するため、インパクトレンチでは本締めしない。(3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ボルト軸力の導入は、ナットを回して行うのを原則とする。
- (2)適当。各材片間の密着を確保し、十分な応力の伝達がなされるように締め付ける。
- (3)適当でない。トルシア形高力ボルトの本締めには専用締付け機を使用する。
- (4)適当。設計ボルト軸力が得られるように締め付ける。
引っかけ:トルシア形高力ボルトの本締めは、ピンテールを破断させる専用締付け機(シャーレンチ)で行う。インパクトレンチと混同しないこと。
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→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する