鋼材の特性と用途
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.12の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼材の特性,用途に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) つり橋や斜張橋のワイヤーケーブルには,軟鋼線材が用いられる。
解き方
- つり橋や斜張橋のワイヤーケーブルには高い引張強さが必要なため、炭素量の多い硬鋼線材(JIS G 3506)を冷間引抜き加工した鋼線が用いられる。軟鋼線材は炭素量が少なく、鉄線やくぎなどに用いられる。
- 耐候性鋼材は銅・クロム・ニッケルなどを添加して緻密な保護性さびを形成させた鋼材で、キー・ピン・工具には表面硬さの高い高炭素鋼、伸縮継手には鋳鋼などが用いられる。(2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。耐候性鋼材は銅・クロム・ニッケルなどを添加し、緻密な保護性さびを形成する。
- (2)適当でない。ワイヤーケーブルには引張強さの大きい硬鋼線材が用いられる。
- (3)適当。キー・ピン・工具には硬さの大きい高炭素鋼が用いられる。
- (4)適当。伸縮継手には複雑な形状を造りやすい鋳鋼などが用いられる。
引っかけ:引張力を受け持つケーブルには「硬鋼線材」、鉄線・くぎなどには「軟鋼線材」と用途で区別する。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.17鋼材の応力度とひずみの関係
令和8年度 後期 No.18鋼道路橋の架設工法
令和8年度 前期 No.17鋼材の力学的性質
令和8年度 前期 No.18鋼道路橋の高力ボルト
令和7年度 後期 No.17鋼材の種類と主な用途
論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する