河川法(河川管理者の許可)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.37の問題です。論点は「河川法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川法上,河川区域内における河川管理者の許可に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 取水施設の機能を維持するために行う取水口付近に積もった土砂の排除をしようとする場合は,河川管理者の許可が必要である。
解き方
- 河川法第27条第1項ただし書と同法施行令第15条の4第1項第2号により、許可を受けて設置された取水施設又は排水施設の機能を維持するために行う取水口又は排水口の付近に積もった土砂等の排除は、許可を要しない軽易な行為である。よって (2) が誤り。
- 河川区域内の土地で工作物を新築・改築・除却するには第26条第1項の許可が必要である。河川の地下を横断するサイホン・トンネルや上空の送電線も工作物に当たり、同条の許可が必要である(民有地など河川管理者以外の者が権原に基づき管理する土地を除き、第24条の土地の占用の許可も必要)。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。第26条第1項により、工作物の新築・改築・除却には許可が必要である。
- (2)誤り。施行令第15条の4第1項第2号により、取水口付近の土砂等の排除は許可を要しない。
- (3)正しい。地下を横断するサイホンやトンネルも工作物で、第26条第1項の許可が必要である。
- (4)正しい。上空の送電線も工作物で、第26条第1項の許可が必要である。
引っかけ:河川区域の地下や上空に設ける工作物にも許可が必要。許可が不要なのは、取水口付近の土砂排除など政令で定める軽易な行為に限られる。
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論点ページ:河川法の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.37。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する